ひきこもりサポート事業について

更新日:2025年3月4日(火)

ひきこもりサポート事業について

 全国的に社会的ひきこもり(特定の病気や障がいではなく、ひきこもっている状態)が増加し、いわゆる「8050(ハチマルゴーマル)問題」をはじめ生活に困難さを抱える家庭が増えていることから、本市では、令和2年度から必要な支援に取り組んでいくことといたしました。

 まずは、相談窓口を開設するとともに、地域における実態の把握を進め、支援のために必要となる取組を進めていきます。

 ご自身やご家族のひきこもりについて、悩みを抱えていませんか。ひきこもりは、誰にでも起こりうることで、特別なことではありません。ただ、回復には、時間と、周囲の理解やサポートが必要です。また、医療の助けが必要な場合もあります。

 ご自身やご家族だけで抱え込まず、まずは専門の相談員にご相談ください。相談内容についての秘密は守ります。

稚内市ひきこもり相談窓口

稚内市中央3丁目13番15号 市役所1階 社会福祉課内

電話相談

0162-23-7811(ひきこもり相談専用)

  • 受付時間

毎週 月・水・金曜日(年末年始・祝日を除く)

10時~12時、13時~16時

メール相談

hikikomori-support@city.wakkanai.lg.jp

※ メール送付の際は、「@」を半角にしてください。

  • 受付時間

24時間

来所相談

予約制(事前に上記の電話番号にご連絡願います。)

よくある質問

【Q1】どんな場合に相談したらいいですか?

【A1】
まずは、些細なことでも何でも、安心して相談してください。ご本人やご家族に寄り添いながら、お話をお聞きします。「今は働いていなくて家にいる」、「近所のコンビニなどには出かけるが、ふだんは一人で家にいる」、「長年外に出ていない」など、あなたが一歩を踏み出したいタイミングで、『悩み』や『気になっていること』など、どのようなことでもお聞かせください。

【Q2】対象となる年齢はありますか?

【A2】
年齢制限はありません。ひきこもりについて気になる方は、どなたでもご相談いただけます。

【Q3】家族が相談してもいいのでしょうか?

【A3】
もちろん可能です。ご家族は、ひきこもりで苦しんでいるご本人にとって、一番身近な支援者です。ご家族の方も、どうぞご相談ください。

【Q4】名前を出さなくても相談は可能でしょうか?

【A4】
匿名での相談もお受けします。

 

ひきこもりとは

厚生労働省の定義では、これまで「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」を「ひきこもり」としていましたが、令和7年1月に厚生労働省により策定された「ひきこもり支援ハンドブック~寄り添うための羅針盤~」により、その状態にある期間は問わないこととされました。

ひきこもり支援は、社会的に孤立し、孤独を感じている状態にある人や、様々な生きづらさを抱えている状態の人が対象となります。それぞれ一人ひとりの状況は違いますが、具体的には、次の状態にある本人やその家族(世帯)です。

  • 何らかの生きづらさを抱え生活上の困難を感じている状態にある
  • 家族を含む他者との交流が限定的(希薄)な状態にある

・社会参加(仕事・学校・家庭以外の人との交流など)ができず、自宅にひきこもっている状態。

・社会参加はできないが、時々買い物や自分の趣味のために外出することはできる状態。ただし、重度の障がいや疾病のために外出できない方は除きます。

  • 支援を必要とする状態にある